カンボジアとタイとの国境紛争が続いているプレアビヒアは、中世のクメール遺跡(ヒンドゥ教遺跡)で、国際司法裁判所はカンボジア領と認定していますが、タイはタイのものであると主張しています。
タイ人はインドシナにおいては歴史の浅い民族であり、タイにヒンドゥ教の伝統はないので、これは無理のある主張といえますが、プレアビヒアが地形的にタイ領側からしかアクセスしにくいこともあり、プレアビヒア周辺へのタイ軍が進駐しており、軍事的な紛争が続いているようです。
タイ人によればシエムレアプ(日本人ツーリストはよく「シェムリアプ」と発音していますが、現地発音からも英語発音からもかけ離れています)すなわちアンコールワット周辺も本来タイのものなのだということですが。
タイとカンボジアとの間で国境問題が問題になる理由のひとつは、カンボジアの海底油田の存在にあるようです。海底油田なのでタイ領海にもまたがっている可能性はあります。
タイとの国境に近いカンボジア領海での石油探査権をカンボジアがフランス系企業に与えたときに、タイ側の抗議によって探査が中止に追い込まれたということがあるらしいのですが、その同じ地域の探査権をカンボジアは最近日本企業に与えたと報道されています。
http://kuantan-bin-ibrahim.blogspot.com/2009/09/blog-post_23.html当然のことながらタイ側による妨害が予想されます。
タイは、国ごと米軍産複合体・CIAの分身のような国家であり、日本の自民党の腹違いの兄弟のような存在ともいえます。
米軍産複合体・CIAと距離をおくことを決めた日本としては、ここはカンボジアを支持することを明確にしたほうが良いと思います。